伊東市の隣に人口一万人の東伊豆町があります。
所属教団も色々と対応を考えてこられたようですが、
残されている数人の信徒さんはご高齢ですので、
伊豆教会との出会い
ある時、
信徒さんが静かに「教会に牧師が与えられるようにと何年も祈ってきました。
「伊豆教会に牧師が与えられるように」
決して良いことではないのですが、
”勝手に返事して不味かったな”と思いながら事後報告で「
礼拝を再開して
伊豆教会の礼拝を再開して3か月が経ちます。
町唯一の教会とはこういうことだとつくづく思います。
建物の老朽化などどうしたら良いか分からない問題は色々ありますが、教会減少の一途を辿る伊豆半島において、教派を越えた協力関係によって休止していた礼拝を再開することができ、私を含めて6・7人の礼拝を実施できている今の状況に神様の奇跡を見る思いです。
それゆえ、色々問題を乗り越えて神様が不思議に教会を導いてくださると期待をしています。
まとめ
今回の伊豆教会におけるチャレンジは、伊豆教会が所属する某教団のご理解、川奈聖書教会の信徒さんの応援、そして祈り続けた伊豆教会の信徒さんの信仰など様々な要素が上手くかみ合って踏み出すことができました。
この先どうなるか何も見通しはありませんが、少なくともこのような教派を越えた協力による牧師の兼任しか活路を見いだせない地方教会はたくさん存在していると思いますので、伊豆教会のチャレンジが参考になったら幸いです。
最後に私などが僭越ですが、地方教会の置かれた状況は本当に厳しいです。まだ「厳しい」と悲鳴が聞こえている間は良いのです。田舎の小さな教会は閉じられたことも知られないのがほとんど。地方では教会は音もなく倒れるのです。
ぜひ中央にあって組織を束ねる立場にある先生方に、こうした地方で苦闘している教会が教派を越えて積極的に支え合えるような大きな友好関係・協力関係を構築していって欲しいと願います。(終わり)