ぐっちーの牧師室から

牧師ぐっちーの日々の気付きやメッセージを皆さんにお届けします。

過ち・失敗のスパイラルに陥った時

2022/12/07   -子育て, 生き方

「“しまった。失敗した。どうしよう”と思った時には必ず親に話しなさい」と自分の子どもたちに繰り返し話しています。 今年東京に旅立った娘には、別れ際にもう一度「“大変な失敗をしちゃった”と思う時があった …

地方教会の危機を考える【一教会・一牧師・一会堂】の限界と教派の壁③

2022/07/21   -教 会

伊東市の隣に人口一万人の東伊豆町があります。東伊豆町唯一のキリスト教会は、JEA(日本福音同盟)に加盟する某教団所属の伊豆教会です。牧師が不在になって相当の年数が経ち、2・3名の信徒さんが教会を守って …

地方教会の危機を考える【一教会・一牧師・一会堂】の限界と教派の壁②

2022/05/05   -教 会

日本のキリスト教人口は、私が子どもの頃から人口の1%とよく言われてきました。 宗教の信者数を正確に把握するのは難しく、日本では全ての宗教団体の信者数を合算すると2億人を越えるという皮肉な笑い話があるく …

地方教会の危機を考える【一教会・一牧師・一会堂】の限界と教派の壁①

2022/05/03   -教 会

伊豆・伊東の教会に赴任してもうすぐ20年が経ちます。ドキドキしながら妻と伊東に引っ越してきたのがつい最近のことのようです。着任時、26歳でした。信じられません…。 懐かしい旧会堂。荒井牧師 …

佐村河内氏の事件に思う

2021/07/27   -番外編

(2014年2月 旧牧師ブログより再掲)交響曲第1番「HIROSHIMA」などの作曲で知られる佐村河内守氏の主要作品の大半が実は作曲家・新垣隆氏によるものだと分かった事件が連日大きく報道されています。 …

問題を抱えながら生きる

2021/04/10   -生き方

人生様々な問題があります。私は牧師ですので色々なご相談をうかがいます。相談されるということは当然問題の解決を期待されているわけですが、解決に繋がる具体的なアドバイスはそう簡単には見つからないものです。 …

中村哲さん写真展を通して信頼について考える

2021/04/09   -生き方, 番外編

伊東市役所のロビーでアフガニスタンで銃弾に倒れたクリスチャンドクター中村哲さんの写真展とドキュメンタリー番組の放映会があり、家族で足を運びました。 放映会の中で、本のタイトルにもなった「人は愛するに足 …

上の子を愛せないあなたへ

2020/09/26   -子育て

二人兄弟の次男として育ちました。教員をしている2歳上の兄がいます。コツコツ真面目に頑張る兄を尊敬していますが、それ以上兄との関係性について深く考えることはありませんでした。 しかし自分が親になり2人の …

優劣ではなく適性の問題

2020/09/18   -子育て, 生き方

画一的価値観の問題 画一的な価値観で測られ傷ついている子どもさん、自信を失っている子どもさんにしばしば出会います。例えば学校が掲げる価値観は、上手く適用できる子どもには良いですが、それとは違う持ち味の …

子どもの感情を受け止める家庭の機能について

「気分循環症」「気分循環性障害」と呼ばれる感情の極度の不安定さに苦しむ方が増えています。要因の一つとして家庭の機能不全が指摘されます。 子どもにとって家庭は自らの感情を受け止め調節してくれる大切な機能 …

コロナ禍に思う、主語の使い分けによる誤魔化し

2020/07/10   -生き方

主語の使い分け 日々の生活の中に起こる様々な出来事において、主語の選択はその人の心の実態を表わし、生き方を決定づけるほど重要です。 例えば日本代表のサッカーチームが活躍すると、「私たちは一つ」とばかり …

小さなことに大きな可能性が

2020/06/23   -生き方, 番外編

G-CLEF 【G-CLEF】というアコスティック楽器を使ったバンドが活躍していたのをご記憶の方いらっしゃるでしょうか。 あのG-クレフの中心メンバーだったヴァイオリニストの後藤勇一郎さんが、中学生の …